第1話 <真夜中のイラン人> めけめけがとりあえず、まだ中学生だった頃のこと。 うちの親父は大層飲むのが好き。 しかしな、 夜中の2時に家に イラン人連れてくるのはマズいだろ!? ああ、ここでイラン人のとこまでを強調してしまったが、私が別にイラン人に偏見を持ってるわけではない。世間のイラン人の方が、もしこれを読んで気を悪くされたら、謝りたいと思う。(←ってこんなHP読んでるかっての!) 深夜の自宅に、「養○の滝」( ←有名な飲み屋さんだ。別にこの店が悪いわけじゃないぞ。 )でその日知り合った人をつれてくるのはいかがなもんでしょうか? ということなのだ。 「ヤブン、失礼イタシマス。」 なんて、片言だけど、丁寧な言葉使い。きっと、飲み過ぎたうちの親父が心配で来てくれたんだろうな〜。 「おお、あがってあがって〜」 なんてお気楽な親父の大きな声がする頃には、家族皆起きてきていた。 「今日知り合ったイラン人の○○( 名前はさすがに忘れた )さんだぁ〜」 しごくご機嫌な親父と、恐縮してるイラン人の○○さんを前に、我々家族の開いた口が塞がらなかったのは言うまでもない。 第1話 完 コメント:しかし、今頃あの○○さんはどうしてるのだろう。もう本国へ帰ったのかな〜。 文章に戻る? |